IPS e.max ZirCAD Chairside

High-strength zirconia
チェアサイドのためのジルコニア

IPS e.max ZirCADは、効率的なスピード焼結プログラムにより、チェアサイドで審美的なモノリシックジルコニア修復物を効率的に製作することができます。

高強度ジルコニアセラミックは、長年にわたり歯科医師や患者様に愛用されており、チェアサイドでの治療に幅広いオプションを提供しています。IPS e.max ジルキャドブロックは、MTマルチ(自然なシェードと透過性グラデーション)またはLT単層(低透過性)があります。

製品の特長:

強度

IPS e.max ジルキャドシリーズは、1200MPa(LT)[1]、850MPa(MTマルチ)[2]という高い曲げ強度が特徴です。破壊靱性は5.1MPa m1/2で、この材料の機械的特性を裏付けています[3]。

形成量の少ない補綴物に

高い曲げ強度と破壊靭性により、非常に薄い補綴物にも使用できます。その結果、形成量の少ないMIコンセプトに基づき従来のセメントでも接着できます。

自然な美しさ*

IPS e.max ZirCAD MT マルチは、2つの原材料を組み合わせることで、リアルで自然な透過性を再現します。切歯部分には高い透光性、象牙質部分には高い不透明性があり、自然な歯牙に類似した外観となります*

蛍光エフェクト*

IPS e.max ジルキャドシリーズは、IPS e.max CAD Crystall./ Glaze Paste Fluo*と併用することで、自然な蛍光性を放つようになります。

多様なセメンテーションオプション

IPS e.max ジルキャドシリーズは、従来の接着性レジンセメントまたはセルフアドヒーシブタイプの接着性レジンセメントで接着することができます。これにより、それぞれの臨床に適したセメンテーション方法を選択することができます。

さまざまな修復に

ジルコニアは様々な種類の修復物に使用できます:

クラウン

3ユニットブリッジ

さまざまな加工技術に

焼結後のオプション工程には以下のものがあります:

  • 研磨
  • グレージングおよび焼成
  • オプショナルのステイニング、グレージングおよび追加焼成

IPS e.max CAD Crystall./Add-Onを使用することで、IPS e.max ジルキャド補綴物に細かなキャラクタライゼーション(近心のコンタクトエリアなど)を加えることができます。

研磨テクニック

ライトブルーとダークブルーのOptraGlossダイヤモンド・フィニッシャーを使うことにより、補綴物を高光沢に研磨することができます。

グレージングテクニック

グレージングにはIPS e.max CAD Crystall./グレージングスプレーとグレージングペーストがあります。このペーストは、蛍光性のあるものとないものがあります*。

ステイニングテクニック

キャラクタライゼーションは、IPS e.max CAD Crystall./Shades and Stainsを使用して行います。この工程技術では、ステイン/グレーズ焼成を1工程で行うことができます。
IPS e.max ジルキャド MT マルチ

IPS e.max ジルキャド MT マルチは、2種類の素材の特性を組み合わせています。クラス5Y-TZPジルコニアは、切縁部に高い透過性を与えます。より不透明な4Y-TZPジルコニアは、850MPaのデンチン部の強度を補う役割を担っています[2]。

IPS e.max ジルキャド MT マルチは、不透明なデンチン部から高い透過性の切縁部まで、シェードと透過性をリアルに変化させ、自然な色調再現性を実現します*。

リアルで自然な透過性を実現する2つの原料*:

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